妊娠について

まずはじめに

妊娠とは、女性と男性が性交を行って、精子と卵子が卵管膨大部で受精卵となり、受精卵が女性の子宮に着床して胎内に子供が出来る事です。

受精卵になるためには、男性の精子と女性の卵子が必要となります。男性は毎日精子が精巣内で作られますが、女性は普通一月に一つ、卵子が成熟して排出されます。この女性の卵子が排出される事を排卵と言います。

女性はだいたい28日周期で月経(生理)を繰り返し、月経と月経の間に排卵をします。この周期は人によって違いがありますし、不安定な人は周期がずれる事も度々あります。また、周期のずれはストレスや疲労など、様々な原因でおこります。

性交によって男性から排出された精子は、女性の体内で卵子と結びつくために上がっていきます。そして、女性の卵子と結びつく事が出来ると受精卵となり、子宮に着床します。

月経は、受精卵が着床しなかった際に起こる事で、受精卵が子宮に着床した場合は起きません。

女性の月経周期

月経の周期は人によって変わりますが、だいたい28日周期となっています。

月経の初日を月経周期第一日目と考えた場合の図です。

月経周期第1日目から14日間の間で、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が上昇し、卵胞は原始卵胞から発育卵胞、そして成熟卵胞へと成熟していきます。成熟卵胞である期間を特に卵胞期といいます。また、この間女性の子宮内膜が卵胞ホルモンの働きにより増殖していきます。

卵胞が成熟すると、第14日目あたりに排卵が起きます。排卵が起こると卵胞を育てる働きを持つ卵胞ホルモンの分泌量は減少し、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が盛んになっていきます。

排卵後、徐々に増える黄体ホルモンの働きにより、女性の子宮内膜は保たれつつ、卵胞ホルモンの影響で増殖していき、妊娠に備えます。

妊娠が起きなかった場合、黄体は退化してホルモンの分泌は減少し、保たれていた子宮内膜が剥がれ落ちるために月経となります。