コンドーム

コンドームとは?

日本では一番身近で、この方法を使用している人が最も多いのではないでしょうか? 副作用も殆ど無く、避妊効果も高いと言えます。きちんとした方法で使用できれば、最も安全な避妊方法だと言えます。

材質はラテックス(ゴム)やポリウレタンなどで、非常に薄く、最近では技術の進歩により0.03ミリや0.02ミリという薄さのものも出来てきています。但し、薄いものには耐久性などでの問題も議論され、破けてしまっては避妊具としての役割は果たしません。

コンドームの装着は性器が直接触れる事も無くなるので、性病の予防にもなります。
使用の際は、使用期限や装着の仕方に十分注意する必要があります。

使用する際の注意点

コンドームによる避妊のうち、もっとも注意しなければいけない事は破損がないかどうかという事です。

コンドームは非常に薄く作られているものが多く、破れやすいというのが事実です。特に最近登場した0.03ミリや0.02ミリという薄さのポリウレタン商品はラテックス製に比べて伸縮しにくく固いため、爪などで破けてしまいやすいと言えます。

また、コンドームにはサイズがあり、それぞれに合った大きさを選ぶ必要性があります。コンドームの大きさが大きすぎれば外れてしまう可能性が高く、小さければ破損の原因にもなります。
その他には、使用期限や保管方法などにも気をつけましょう。何かの衝撃で破損する可能性があるので、財布の中などではなく、ハードケース等に保管しておいた方が安全です。

材質・種類

ラテックス
ゴム製の材質。伸縮しやすく、コンドームの事をゴムというのも昔はコンドームがラテックス製のものしか無かった事に由来します。材質上極端な薄さにする事は出来ません。使用期限に注意する必要があります。

ポリウレタン
合成化学物質。伸びやすいが縮みません。ラテックス製に比べて素材が固く、爪などによって破かれやすい難点があります。かなりの薄さに出来る事や、熱伝導率が高いために使用感が少なく、人気が高いです。

形状
様々な形状が有ります。個人個人が自分に合わせて考える必要があるでしょう。

 

歴史

コンドームの歴史に関しては諸説ありますが、その期限はエジプト王朝にまでさかのぼるとも言われます。とは言っても、当時の利用目的は陰茎を虫刺されなどから保護するためであり、現在の目的とは大きな違いがあります。

コンドームがセックスのために利用されるのは中世以降。それも、最初の頃は避妊を目的としたのではなく、梅毒などの性病予防のためであったといわれます。避妊を目的にされたのはイギリスのチャールズ二世の頃が最初といわれ、その殿医であるドクターコンドームが考え出し、現在のコンドームのモデルといわれます。

材質に使用していたものは布や魚の浮き袋、または羊の腸などであったといわれていて、ゴム製のものが登場するのは19世紀以降にゴムの精製技術が改良されてからだといわれています。
日本におけるゴム製のコンドーム使用がはじまったのは江戸時代。国産初のものが生産されたのは1909年の「ハート美人」という商品でした。当時はコンドームは性病予防としての意識が強く、ある程度性感が失われる事はやむをえないとされていたようです。
戦後になるとコンドームに対する意識も避妊という面が強くなり、現在のように避妊具の代表格としてなってきました。
最近では性感を重視したコンドームも多く開発されてきて、ほとんどつけないのと同じような感覚を得られるものも出てきました。

しかし、ここ数年日本のコンドーム利用率は減少している傾向にあり、反対に性感染症者は増加傾向にあります。