避妊手術

パイプカット

男性の睾丸から精嚢への管を手術によって閉鎖する方法で、これを行う事で精液中に精子の存在を無くす方法です。
精子が貯蔵されて精液中に含まれる事を防止するだけなので、男性ホルモンの分泌や射精には影響がありません。
避妊の中では最も効果が高いですが、一度手術を行うと元に戻せない事も多く、強い決意が必要です。

また、この方法は母体保護法に基づいて行われるので、子供が複数いて、さらに子育ても一通り終わった状態でなければ行う事ができません。
また、避妊確率はほぼ完璧に近いのですが、ごくまれに失敗する事もあります。

卵管結紮(らんかんけっさつ)

男性の外科手術での永久避妊がパイプカットだとすると、こちらは女性の永久避妊のための手術による方法で、パイプカットと同様に母体保護法の条件がクリアされてのみ行う事ができます。

女性の卵管を結紮する事によって卵子が子宮内に排出される事を防ぎ、永久避妊とします。

ほぼ完璧な避妊方法ですが、こちらもごく稀に卵管が繋がってしまい妊娠する事があります。

母体保護法

第三条

1.医師は、次の各号の一に該当する者に対して、本人の同意及び配偶者(届出をしていないが、事実上婚姻関係と同等な事情にある者を含む。以下同じ。)があるときはその同意を得て、不妊手術を行うことができる。ただし、未成年者については、この限りでない。
 一 妊娠又は分娩が、母体の生命に危険を及ぼすおそれのあるもの
 二 現に数人の子を有し、かつ、分娩ごとに、母体の健康度を著しく低下するおそれのあるもの

2.前項各号に掲げる場合には、その配偶者についても同項の規定による不妊手術を行うことができる。

3.第一項の同意は、配偶者が知れないとき又はその意思を表示することができないときは本人の同意だけで足りる。